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 週明け4日午前の東京株式市場で日経平均株価は一時900円超下落し、3万9800円台をつけた。取引時間中に4万円台を割り込むのは7月22日以来、約2週間ぶり。前週末の米国株式市場で米国景気が減速するとの見方が広がり、主要な株価指数が大幅に下落した流れを引き継いだ。

 前週末1日の米ニューヨーク株式市場では、主要企業で構成されるダウ工業株平均が終値で500ドル超下落した。同日発表された7月の雇用統計が市場予想を下回り、米国経済の先行きに対する不安が強まったためだ。

 外国為替市場では、円を買ってドルを売る動きが加速している。4日午前の東京外国為替市場では一時、1ドル=147円台をつけ、前週末の夕方から3円超円高に振れた。輸出関連銘柄を中心にほぼ全面安の展開となっている。

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