3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日より735円84銭(1.91%)高い3万9248円86銭で取引を終えた。終値では約3週間ぶりに3万9000円台を回復した。前日2日のニューヨーク株式市場で、ハイテク企業中心の「ナスダック総合指数」が過去最高値となった流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に買われた。
前日の米国市場では、製造業の景況感を示す経済指標が市場予想を上回った。米景気が堅調との見方が強まり、ハイテク株を中心に買われた。米大企業を幅広く網羅する「S&P500」も最高値を更新した。
東京市場では朝方から買いが先行し、日経平均は一時前日より900円超上昇。東証プライム市場の81%の銘柄が値上がりした。東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連株の上昇が目立った。また、日経平均への寄与度の大きい「値がさ株」も買われ、ファーストリテイリングやソフトバンクの値上がり幅が大きかった。