(19日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会2回戦、松山工10―2北宇和)
松山工は四回表に2死から5連続安打を放つなど打線がつながり、10―2でコールド勝ち。昨年に続き、初戦を突破した。采配をとった田口大地監督(42)は、独立リーグ「四国アイランドリーグ」の地元チーム、愛媛マンダリンパイレーツの3代目主将だった。
秋田県大曲市(現大仙市)出身。大曲工から八戸工業大に進み、独立リーグ「四国アイランドリーグ」発足時にパイレーツに野手として入団。2009年の引退後はコーチに。大学時に教員資格を取得しており、吉田に続いて松山工で教諭を務める。
監督になって3年目。今のチームは、勢いに乗れば一気呵成(かせい)に攻められると自信を持っている。
次戦は第1シードの新田。試合後、「チームとしても指導者としてもモットーは常にネバーギブアップ。変に意識せず、いつも通りの野球を心がけます」と語った。