千葉県

 【千葉】早朝に登校する小学生の安全を守るため、松戸市は新年度から、市内のすべての市立小学校に順次、シルバー人材センターの会員2人を配置する。新年度一般会計当初予算案に4234万9千円を盛り込んだ。

 市によると、保育園には午前7時ごろから子どもを預けられるのに対し、小学校では校舎内に入れるのが午前8時ごろになる。このため、共働きの家庭などが、早朝の子どもの預け先に困る「小1の壁」と呼ばれる問題が起きている。

 これに対応するため、すべての市立小学校(計45校)に午前7時からシルバー人材センターの会員2人を配置。早い時間に登校した児童の見守りを行う。今年度、市内6校で試行しており、保護者らから好評だったため全校に広げるという。市によると、同様の取り組みは県内で初めて。

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