東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を巡り、焦点となっている地元同意を考える上で花角英世知事が「三つの論点」を打ち出した。再稼働の必要性、安全性、東電への信頼性のことで、このように整理することで県民に議論を深めてもらう狙いがあるとみられる。特に、これまであまり強調してこなかった必要性については、新たな課題提起として注目される。
花角知事は今月4日の定例記者会見で、「私が整理している限りだが」として三つの論点に言及。このほかに「次元の違う話」としつつ、地域の経済的メリットも論点になりうる、とした。
花角知事がこうした整理を示…