五回表広島2死一塁、二塁手・広瀬の好守に笑顔を見せるソフトバンク先発の大津=日刊スポーツ

 六回2死二、三塁のピンチで広島の4番小園を迎えた。リードは2点。一打同点の場面でソフトバンクの先発大津は冷静だった。

 「しっかりと(ここで)仕留めて、焦ることなくいこう」

 打者の手元で小さく変化するワンシーム、チェンジアップを外角低めに集め、最後はカットボールで三ゴロに。小さくガッツポーズを繰り出してマウンドを降りた。

 7回を被安打5、無失点。4月25日のロッテ戦以来、約1カ月ぶりの今季4勝目に「5月は本当に苦しかった。1勝目のときくらいうれしい」と相好を崩した。

 緊急事態の中で迎えた一戦だ…

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