10月に宇都宮市文化会館で開かれる第72回全日本吹奏楽コンクール(中学生、高校の部)を目指す、第66回栃木県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)高校の部A部門には、作新学院、宇都宮短大付、宇都宮中央、石橋の4校が出場し、いずれも、来月同会館で開かれる東関東吹奏楽コンクールの県代表に推薦された。
高校A部門(55人以内)に出場した石橋高の吹奏楽部員68人はこの夏、大忙しだった。コンクールの県大会に向けた練習が本格化した7月、全国高校野球選手権栃木大会で野球部が次々勝ち進み、28日に甲子園出場を決めたからだ。
この日は、高校A部門の最後に登場し、課題曲Ⅳ「フロンティア・スピリット」と自由曲「カントゥス・ソナーレ」(鈴木英史作曲)を披露した。
表彰式の後、久保田くらら部長(3年)は「力は出し切れたと思います」と言って涙ぐんだ。
吹奏楽部は毎年、野球部の応…