東京都武蔵野市で開かれていた国際NGO「平和首長会議」の第12回国内加盟都市会議総会は17日、石破茂首相に核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を要請することを合意し、閉幕した。戦争体験者が高齢化するなか、次世代への継承が課題だとして、若い世代への平和学習に力を入れることも申し合わせた。
平和首長会議は、今月1日現在で166カ国・地域の8466都市が加盟。国内では1740自治体が加盟している。今回の国内総会には2日間で100都市から177人が参加した。
石破首相に対しては、対話による外交努力により核兵器廃絶のためにリーダーシップを発揮し、一刻も早く核兵器禁止条約に署名・批准するよう要請することも確認した。
次世代の平和文化の担い手育…