平和首長会議の国内加盟都市会議総会閉幕後に会見した(左から)小美濃安弘・武蔵野市長、鈴木史朗・長崎市長、松井一実・広島市長=2025年1月17日、東京都武蔵野市

 東京都武蔵野市で開かれていた国際NGO「平和首長会議」の第12回国内加盟都市会議総会は17日、石破茂首相に核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を要請することを合意し、閉幕した。戦争体験者が高齢化するなか、次世代への継承が課題だとして、若い世代への平和学習に力を入れることも申し合わせた。

 平和首長会議は、今月1日現在で166カ国・地域の8466都市が加盟。国内では1740自治体が加盟している。今回の国内総会には2日間で100都市から177人が参加した。

 石破首相に対しては、対話による外交努力により核兵器廃絶のためにリーダーシップを発揮し、一刻も早く核兵器禁止条約に署名・批准するよう要請することも確認した。

 次世代の平和文化の担い手育…

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