プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの三木肇新監督が17日、仙台市内で記者会見に臨んだ。2020年以来の再登板に、「想像をはるかに超えた決意と強い覚悟でいる。『凡事徹底』だったり、整理整頓だったり、きっちりやっていきたい」と語った。
背番号は「88」で、契約年数、年俸は球団の意向により公表しない。
就任会見の後、森井誠之・球団社長が報道陣の取材に応じ、三木新監督に託した理由や、1年で退任となった今江敏晃前監督をめぐる様々な反応などについて説明した。
報道陣との主なやりとりは次の通り。
――監督を交代した経緯と、三木新監督に期待するところは。
「今江(前)監督に1年間指揮をとっていただき、これに関しては本当に感謝しております。(優勝した)交流戦はタイトルを取っていただいて(球団創設)20周年に花を添えていただきました。一方で、パ・リーグ(球団との戦い)という点においては、負けが込んでしまったというのも一つありました」
「翌年に向け、チームをどうやって立て直し、強くしていこうかと考えた時、現状の否定というより、より良いものを、ということでファームでの指揮を執られていた経験豊富な三木(2軍)監督にお願いしようという結論にいたりました。ファームのスタッフも含めて、全員を見てきた経験というものを、ぜひこちらで生かしていただきたい。繰り返しになりますが、現状の否定ということではなくて、より良くするためにということをお願いした」
――今江前監督について。
「チーム全体の中で、『兄貴分としてやっていただきたい』と(球団側が)言っていた部分に関しては、しっかりやっていただいたかなと思います」
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――今回の監督交代に対して様々な反応がありました。どのように受け止めていますか。
「色んなお声があるのは承知…