ロシアの侵攻を受けるウクライナの代表団は23日、サウジアラビアの首都リヤドで、米国の代表団と高官協議を実施した。サウジでは24日、米ロ間の高官協議も実施される予定で、停戦に向け、ひとまず限定的な攻撃停止措置が決まるかが焦点になる。
- ウクライナが妥協できぬ「レッドライン」は
ウクライナは今月11日、米国の提案を受け、30日間の全面停戦に同意。一方、ロシアのプーチン大統領は18日、トランプ米大統領との電話協議の結果、エネルギー施設に対象を絞って攻撃停止に同意した。
ウクライナのウメロウ国防相によると、米国との協議の議題には「エネルギー施設と重要インフラを保護するための提案」が含まれ、「複雑な技術的問題」に取り組む。そのため、代表団にはエネルギー部門の専門家や海軍、空軍の代表者も含まれるという。
米国の見通しは?
一方、ロイター通信の事前報…