第97回選抜高校野球大会（日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）は30日、阪神甲子園球場で横浜―智弁和歌山の決勝を迎える。対戦を翌日に控えた29日、両校は最後の調整に汗を流した。
横浜は兵庫県西宮市内のグラウンドで、走者を置いた状況での犠打や投内連係などを確認。投手陣を牽引（けんいん）してきた奥村頼人と織田翔希はストレッチや走り込みで軽めの調整をしていた。
準決勝で1番打者として4安打を放った奥村凌大は「（2回戦の）沖縄尚学戦で接戦をものにして、チームとして成長できた」と手応えを口にする。「相手の応援も楽しめるくらいの気持ちで戦いたい」と決勝を心待ちにした。
