16日朝、横浜市港北区大倉山3丁目のクリニック兼住宅で、2階の事務所部分にいた60代の医師の女性が、訪問してきた男に暴行されけがを負った。男は現場から逃走し、行方を追っていた神奈川県警港北署は同日午後、20代の男を殺人未遂容疑で緊急逮捕し、発表した。男は「殴ったことは間違いないが殺すつもりはなかった」と供述しているという。女性は命に別条はないという。クリニックは開業前で、他にけが人はいなかった。
署によると、2階のインターホンが鳴り、女性が玄関のドアを開けたところ、男が室内に押し入った。30分ほど居座り、事務所内にあったランタンやスプレーで女性の顔や体を殴ったりロープで女性の足を縛ったりしたあと、現場から自転車で逃走したという。面識はないとみられる。