横浜を代表するクラブ「THE BRIDGE YOKOHAMA(ザ・ブリッジ・ヨコハマ)」(横浜市中区元町)が30日午後6時からのイベントで、25年の歴史に幕を閉じる。ヒップホップやレゲエなどブラックミュージックを中心に数多くのDJらが輩出し、横浜の音楽シーンを支えてきた。名残を惜しむ人たちが詰めかけている。
みなとみらい線の元町・中華街駅徒歩1分のビルの4階。歴代の出演者やアパレルブランドのステッカーで埋め尽くされた防音のドアをあけると、バレーボールコート2面分のフロアが広がる。
「若い人が集まれる場をつくりたい」と、オーナーの天野靖央さん(50)が2000年7月に始めた。店名には「人と人、アメリカと日本の音楽の架け橋に」との思いがこめられている。
「DJとダンサーの真剣勝負の場」
当時、元町周辺には競合する…