機能性表示食品制度のあり方、消費者庁の検討会で専門家が議論開始

　小林製薬が機能性表示食品として販売したサプリメントの問題を受け、専門家による消費者庁の検討会が19日、始まった。機能性表示食品制度の今後のあり方について議論する。

　この日の会合では、構成員の一人、合田幸広・国立医薬品食品衛生研究所名誉所長が機能性表示食品は「生産者の性善説に基づいて作られた食品」だと指摘するなどした。

　今後、消費者団体や事業者などへのヒアリングを4回行い、制度のあり方の方向性を提示する予定。

　この日の前半は消費者庁側が…