「平和サミット」の閉会に際し、会見を開いたウクライナのゼレンスキー大統領=2024年6月16日、スイス・ビュルゲンシュトック、藤原学思撮影 ロシアの全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は16日、自国の平和に向けて議論する2回目の「平和サミット」を数カ月以内に開く意向を明かした。開催候補地として、すでに複数の国と協議を始めたという。 ゼレンスキー氏は、スイスのビュルゲンシュトックで開かれていた、第1回平和サミットの閉幕会見で語った。今回のサミットには、主催したスイスを含めて93カ国が参加。そのうち78カ国が、ウクライナの主権や独立、領土保全を確認する「共同声明」に署名した。 声明ではまた、核の安全と食…