日英伊が2035年の配備をめざす次期戦闘機の開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」について、三菱電機など日英伊の4社は9日、コンソーシアム(企業連合)を先月立ち上げたと発表した。
- 日英防衛協力は「黄金時代」 英国防相が寄稿
ロンドンで9日に始まった防衛・安全保障分野の国際見本市「DSEI UK」で、共同会見を開いて明らかにした。3カ国の政府間機関「GIGO」と連携し、戦闘機に搭載されるセンサーと通信システムの提供をめざす。
参加したのは三菱電機のほか、イタリアの防衛大手レオナルドと電機大手ELTグループ、レオナルドの英国法人。4社は23年3月に提携協定を結んでいたが、協力を深化させて開発を進める。
三菱電機の平尾達哉・次期戦闘機事業統括は会見で「最善の方法を分かち合い、新たなアイデアを生み出し、真に国境を超えた協業文化を築いていきたい」と語った。
GCAPのブースを視察した…