日本と英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発を管理する政府間機関「GIGO」本部の開所式が7日、英南部レディングで開かれた。出席したマリア・イーグル英国防調達・産業担当相は、3年以内に試作機の飛行試験を実施する方針を明かした。
開発に携わる日英伊の企業が設立した合弁会社「エッジウィング」も同じ拠点となる。ここには最終的に300人のスタッフが置かれ、日本からも防衛省職員ら100人ほどが配置される見通しとなっている。
開所式には、GIGOトップの首席行政官を務める岡真臣元防衛審議官や、日英伊の高官が出席。イーグル氏は「我々はともに戦闘機を供給するが、単に直近の戦闘空間における需要を満たすだけでなく、我々の国家の安全と繁栄を強化するものだ」とあいさつした。
次期戦闘機の開発をめぐって…