次期ローマ教皇を決める秘密選挙「コンクラーベ」が7日に始まる。英国では10以上のブックメーカーが次期教皇や選出日を賭けの対象にしており、英国時間5日午後4時(日本時間6日午前0時)現在、主に2人の枢機卿が人気を集めている。
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大手ウィリアムヒル社の1番人気はフィリピンのタグレ枢機卿(3倍)。「アジアのフランシスコ」と呼ばれ、フランシスコ前教皇の立場に近いとされる。選ばれれば、アジア初の教皇となる。
【ビジュアル解説】コンクラーベ 教皇選挙とは
次期ローマ教皇を決める「コンクラーベ」が7日から始まります。どうやって決めるのか、写真とイラストで詳しく解説します
小差の2番人気は、イタリアのパロリン枢機卿(3.25倍)。前教皇のもとでローマ教皇庁(バチカン)のナンバー2である国務長官を務めており、知名度は抜群だ。
タグレ氏、パロリン氏は他のブックメーカーも多くが3~4倍としており、2人の人気ぶりが目立っている。
■「いつ決まるか」も賭けの対…