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小学生バンドフェスティバル(ステージ部門)に出場した益子町立益子小・真岡市立大内東小のメンバー=2025年9月14日、宇都宮市明保野町、由利英明撮影

 14日に宇都宮市文化会館で開かれた東関東小学生バンドフェスティバル(ステージ部門)で金賞を受賞した益子町立益子小・真岡市立大内東小(栃木県)の23人はステージ上で躍動した。

 楽器を演奏するだけでなく、舞台の前に並んで歌ったり踊ったりもした。指揮した田村直巳さんは「フェスティバルなので楽しくできた」と振り返った。

 演奏曲は、メンバーが大好きなディズニー音楽から選んだ。しかし、ただ楽しんだわけではない。英語の歌を歌うためにシンガポール出身の人から英語を教わるなど、懸命に練習してきた。

 トロンボーンを担当した冨樫羽華(はな)さん(6年)は「英語は最初難しくてちょっと無理だと思ったけれど、教えてもらってできるようになった」。合唱を指導した小堀志津枝さんは「(本番で)普段通りにできてすごいなと思った」と話した。

 木管楽器と比べて維持の費用や手間がかからない金管楽器中心の編成。さまざまなことに取り組み、テューバ担当の成井樹愛(じゅま)さん(6年)は「みんな仲良しで楽しい部活」と話す。冨樫さんも成井さんも、中学生になっても吹奏楽を続けるつもりだ。

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