1日から値上がりした調味料などが並ぶ、大丸神戸店の食品コーナー=2025年4月1日、神戸市中央区、原野百々恵撮影

 調味料や冷凍食品、そして交通機関まで――。新年度が始まった4月、物やサービスの値上げも相次いだ。消費者から嘆きの声が上がる一方で、先の見えない物価高に事業者側も頭を悩ませる。

調味料、冷凍食品、レトルト…

 1日、神戸市中央区の百貨店「大丸神戸店」。食品部戦略スタッフの松岡秀和さんによると、今月からレトルトカレーなどの加工食品や冷凍食品のほか、だし、つゆなどの調味料の一部が5%から十数%ほど値上がりした。

 松岡さんは「商品の単価が上がっている影響からか、1人のお客さんが買う量は減っている」と話す。

 神戸市須磨区から買い物に来た自営業の男性(49)はこの日、値上がりをしているのを承知で調味料などを購入した。「経済的にしんどい。でも日常のクオリティーは削れないし……。仕方がない」

 民間の調査会社「帝国データバンク」が国内の主要な食品メーカー195社を調査したところ、1日から4225品目の飲食料品が値上げされたという。

 月間の値上げが4千品目を超えるのは2023年10月以来1年半ぶり。同社は、コメなど原材料の価格高騰や物流費、人件費の上昇が理由としてあげる。

 担当者は「人件費や物流費な…

共有
Exit mobile version