桐生第一高校(群馬県桐生市)の制服を題材にしたキーホルダーが完成し、今月中旬からカプセルトイとして販売される。制作に携わった生徒たちは「桐生を盛り上げるきっかけになれば」と期待する。
「ご当地ガチャ」を手がけるベイシアグループのミュー・エンターテイメント(前橋市)が、「高校生のアイデアで地域を盛り上げよう」と同校に提案し、生徒会のメンバーが取り組んだ。
生徒たちは話し合った結果、「在校生は新鮮さ、卒業生は懐かしさを感じられる」として、制服をテーマに選び、同社がアクリル製のキーホルダーにした。
生徒会長の岸映太さん(3年)は「初めての試みだったので、完成品を手にして感動しました。これで学校や桐生市が盛り上がれば」。トイは昭和初期のセーラー服も含めて全9種類。八木橋優羽さん(2年)のおすすめは女性生徒用のリボン。「桐一らしさも感じられて、可愛いです」
今後、同校と連携した商品を第3弾まで予定しているという。
16日から順次、同校や東武新桐生駅、JR高崎駅、ベイシアなどで販売する。1回300円。