大統領選の投票所の看板=アリゾナ州、五十嵐大介撮影

 歴代の米大統領選の勝者を当ててきた北西部ワシントン州の郡が、約40年の記録に幕を閉じた。米メディアが報じた。全米で約3千ある郡のなかで、最後の「指標の郡」として話題になっていた。

 この郡は、カナダ国境に近い同州北西部のクララム郡。1980年以来11回の大統領選で、この郡を制した候補が大統領選に当選していた。だが現地メディアによると、今回の大統領選では開票率7割を超えた5日夜時点で、民主党のハリス副大統領が約54%を得票。共和党のトランプ前大統領の勝利を「予測」できなかった。(サンフランシスコ=五十嵐大介)

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