「母の日」といえばカーネーション。出荷量が全国2位の愛知県では、新品種の開発が絶え間なく進められている。目指すのは、年に3度ある需要期にあわせて、いつでも出荷できる品種作りだという。
「母の日」以外に2つ…求められるタイミングは?
開発の舞台は、長久手市にある県農業総合試験場のビニールハウス。カーネーションは1994年から研究開発がなされ、これまで10品種が生みだされてきた。
2022年の県内のカーネーション出荷量は、農林水産省の統計によると、約3400万本で全国2位。主に西尾市や田原市で生産されている。開発は、生産者の要望を受けて進められてきたという。
試験場の担当者によると、求…