アニメ「ドラえもん」で主人公のドラえもんを演じた声優の大山のぶ代さんが9月29日、老衰のため死去した。90歳だった。大山さん夫妻と家族ぐるみの付き合いだった、俳優・タレントの毒蝮三太夫さん(88)が、「お姉さんのようだった」という大山さんとの思い出を語った。
2017年に亡くなった大山さんの夫・砂川啓介さんに紹介され、毒蝮さんと大山さんは知り合った。大山さん夫妻の結婚式の司会も毒蝮さんが務めたという。
「2人はモダンで、俺たち夫婦の見本でした。俺たちは木綿が似合うけど、あいつらは絹が似合うんですよ。建てた家もおしゃれなんだよ」
夫婦2組で街を歩いていると、大山さんは声でファンに気づかれることが多かったという。「子どもが寄ってきて大変ですよ。大山のぶ代の声は地声だから、彼女はドラえもん、そのものですよ」
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集まっては、マージャンやゴ…