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広島県

 比治山女子中学・高校(広島市南区)は23日、2025年度から男子生徒も募集し、26年度から共学化すると発表した。

 同校は1939年、広島昭和高等女学校として開校。戦後の学制改革に伴って47年に比治山女子中、48年に比治山女子高が設置された。

 24年度の中高を合わせた募集人数は350人だったが、入学したのは246人。近年は定員割れが続いていた。

 同校は共学化の理由について「ジェンダーの枠を超えた協働の体験は、生徒たちの未来の可能性を大きく広げる」と発表。山崎哲男副校長は「今後、広島県全体の子どもの数が減っていくことなども鑑みた」と話す。

 少子化を背景に、県内の私立中高では共学化が進んでいる。男子校だった広島工大高(同市西区)は17年4月に共学化。広島修道大学付属鈴峯女子中・高(同市西区)も19年4月に共学化し、広島修道大ひろしま協創中・高となった。崇徳中・高(同市西区)は21年4月から全面的に共学となっている。

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