リーグ初完投、初完封を挙げた明大の毛利(右)と2安打2打点を記録した木本

 東京六大学野球の春季リーグ戦第7週は24日、神宮で1回戦2試合があり、明大の左腕毛利海大(4年、福岡大大濠)が法大を完封して先勝した。明大は25日の2回戦に勝てば、最終週を待たず2023年春以来4季ぶり44度目の優勝が決まる。

防御率1点台の左腕が初完封

 明大のエース毛利海大(4年、福岡大大濠)は九回、「行くしかない」と腹をくくった。低めに集めた変化球がさえて八回まで92球。これまで長い回を投げることが課題だっただけに、今季はストライクゾーンの中で積極的に勝負することを意識。これが奏功した。24日までの防御率はリーグ唯一の1点台。111球、被安打3の自身初完封を「気持ちよかった」と振り返った。

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