ブラジルで開かれたBRICSは最終日の7日、環境をテーマに話し合い、途上国が気候変動対策に使う「気候資金」の増額を先進国に求める共同宣言を採択した。資金提供は先進国全体の「義務」だと強調し、気候変動対策の国際ルール「パリ協定」離脱を宣言している米トランプ政権への批判もにじませた。
- ロシアと歩調合わせたBRICSの共同声明 背景に米圧力への危機感
「(現実の出来事を正しく捉えない)否認主義と一国主義が、過去の成果をむしばみ、私たちの未来をふさいでいる」
COP30で熱帯雨林保護も
議長国ブラジルのルラ大統領…