日大山形―酒田南 五回、日大山形の大場がホームイン。捕手前田=2025年7月24日、ヤマリョー、渡部耕平撮影

 第107回全国高校野球選手権山形大会は24日、中山町のヤマリョースタジアム山形で準決勝2試合があった。日大山形は酒田南を逆転で倒し、鶴岡東は山形南をコールドで下して決勝に勝ち上がった。両校による決勝は、1973年の第55回大会(鶴岡東は当時、鶴岡商)以来、52年ぶり。決勝は26日午前10時から同スタジアムである。

 ◎…日大山形が後半に逆転。七回に本田と小川の連続適時打、八回に阿部の2点三塁打などで突き放した。六回から救援の本田は三塁を踏ませない好投。酒田南は二回に先行したが、投手陣に故障が相次ぎ、実力を出し切れなかった。

 ◎…鶴岡東が打力で圧倒した。三回に柏木の2点適時打などで3点を加え、六回も柏木の本塁打などで4得点して勝負を決めた。山形南は一回、遠藤の適時打で1点を入れたが、その後は的を絞れず、エース森谷を援護できなかった。

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