春季近畿地区高校野球大会の準決勝が31日、奈良県橿原市のさとやくスタジアムであり、決勝は智弁和歌山―東洋大姫路(兵庫)の対戦に決まった。両チームは昨秋の近畿地区大会決勝でも戦い、昨秋は東洋大姫路が5―1で勝った。決勝は6月1日正午から同じ会場で予定されている。
智弁和歌山は滋賀学園に8―1で7回コールド勝ちした。東洋大姫路は奈良大付に1―0で競り勝った。
智弁和歌山8―1滋賀学園
◎…智弁和歌山は12安打の猛攻でコールド勝ちした。先発井本が4回無失点と好投。五回2死から奥の2点三塁打などで一挙4点を挙げて突き放した。滋賀学園は三回、藤本の二塁打で1死二塁の先制機を作ったが、あと1本が出なかった。
東洋大姫路1―0奈良大付
◎…東洋大姫路の先発西垣は丁寧にコースを突いて8回を1安打に抑える好投。三回の渡辺拓の本塁打による1点を守った。奈良大付の投手陣も、継投で相手打線の目先を変えつつ被安打4と踏ん張ったが、少ない好機で打線に一本が出ず。