解体工事現場で白煙を上げる不発弾=2025年9月18日、沖縄県糸満市照屋、糸満市消防本部撮影

 18日午後4時30分ごろ、沖縄県糸満市照屋で、民家を解体中の作業員から「不発弾を発見した。煙が出ている」と110番通報があった。県警糸満署によると、不発弾は米国製の手投げ弾で、通報から数分後に火花を散らして「ポン」と爆発した。作業員らは避難しており、けが人はいなかった。

 糸満署によると現場は住宅街で、不発弾は解体工事中の民家の地中で見つかった。一時、交通規制が敷かれ、約2時間後に陸上自衛隊が回収した。

 糸満市は80年前の太平洋戦争末期の沖縄戦で日米の激戦地となった地域で、現在も不発弾が頻繁に見つかっている。

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