台風25号（ウサギ）は15日午前9時現在、台湾の南のバシー海峡を北西に時速15キロの速さで進んでいる。気象庁によると、沖縄本島地方では17日にかけて、警報級の大雨となる可能性があり、先島諸島ではうねりを伴った高波に注意を呼びかけている。
気象庁によると、15日午前9時現在、台風25号の中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
16日午前6時までに予想される24時間降水量は沖縄本島地方の多いところで80ミリ。15日に予想される最高潮位は宮古島地方で1.3メートル。台風25号は今後北上し、18日には先島諸島の南の海上で熱帯低気圧に変わる見通し。
沖縄本当の南には台風23号と24号もあったが、23号はすでに熱帯低気圧に変わり、強い台風24号はフィリピンの東を西に進む見通し。（力丸祥子）
