日本の排他的経済水域内での活動が確認された中国の海洋調査船「海洋地質九号」=第11管区海上保安本部提供

 中国の海洋調査船「海洋地質九号」が6日午後3時47分ごろ、沖縄県の久米島周辺の排他的経済水域(EEZ)内で、日本の同意を得ずに活動しているのが確認された。第11管区海上保安本部(沖縄県)が発表した。調査船は船尾からワイヤのようなものを海中に伸ばしているため、海上保安庁が中止を求めている。

 11管によると、現場は久米島から北西約257キロの海上で、海上保安庁の航空機が確認した。中国の海洋調査船が、日本のEEZ内で同意を得ずに活動するのは今年に入って3度目。

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