サンゴから次々と放出される直径約3ミリの卵=2024年5月21日、沖縄・石垣島の伊原間沖、峰洋二さん撮影
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 沖縄・石垣島で21日夜、サンゴの産卵が確認された。夜の海中に小さなピンク色の卵がゆっくりと漂う神秘的な光景を、地元のダイビングショップ「イエローサブマリンDS」の峰洋二さん(48)が撮影した。

 峰さんによると、産卵は同島北部の伊原間沖の水深12メートルの海底で確認された。サンゴの産卵は20日の夜から少しずつ見られ、21日午後10時過ぎには一斉に産卵する様子が見られた。海中に浮遊する直径約3ミリの卵は水中ライトで照らすとキラキラと光った。

 2003年から21年連続でサンゴの産卵に立ち会った峰さんは「今年も見られてうれしい」と話した。

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