第106回全国高校野球沖縄大会決勝で、エナジックスポーツにサヨナラ勝ちして喜ぶ興南の選手たち

 第107回全国高校野球選手権沖縄大会(前年優勝校 興南 前年参加チーム数60)

 今春の選抜大会に出場した沖縄尚学とエナジックスポーツが双璧。4月にあった夏のシード順を決める両校の対決は沖縄尚学が勝ったが力はほぼ互角と見る。

  • 有力選手の流出や分散が進むいま 沖縄尚学の監督が大切にすること

 沖縄尚学は最速150キロのエース左腕・末吉亮丞のほか、新垣有弦らが成長し、投手層は厚い。ただ、打線に波があるのが気がかり。一方、「ノーサイン野球」で話題を集めるエナジックは投手陣の出来がカギ。制球のいい主戦の左腕・久高颯から多彩な変化球と球速140キロ超の速球を兼ね備えた福本琉依への継投が確立しつつある。

 春の県大会優勝の宜野座は最速145キロの新垣元基を擁する。前年優勝の興南は打撃力がどこまで強化できたか。

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