(3日、第107回全国高校野球選手権大会 組み合わせ抽選会)

 第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、津田学園は大会第3日の第3試合(7日午後4時15分開始予定)で、埼玉代表の叡明と対戦する。大阪市北区のフェスティバルホールで3日にあった組み合わせ抽選会で決まった。

 津田学園は、舞台に立った恵土湊暉主将(3年)が48番目にくじを引いた。残っていたのは、大会第3日と第7日の試合の2枠。第3日のくじを引くと、観客席にいた選手らが「やっぱり」と沸いた。

 第3日は順調なら7日となり、佐川竜朗監督の47歳の誕生日にあたる。実は、夏の甲子園初戦を7日に引き当てたのは、2017、19年に続いて3回連続。17年は悪天候で試合は8日に順延されたが、2回とも初戦突破した縁起がよい日だ。

 縁はほかにもある。対戦相手・叡明の中村要監督は、佐川監督が社会人野球選手時代の5年先輩で、同じ外野手だった。佐川監督は「初出場のお祝いの電話をしたばかりだった。対面したのは約20年ぶり。思い切りぶつかるだけ」と話す。

 叡明は投手を主体に守り勝つ野球が信条という。恵土湊暉主将は「甲子園では打ち勝たないと上へ上がれない。この夏も、佐川監督に最高の誕生日プレゼントを贈りたい」と話した。

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