1万人が入れる多目的アリーナ「ジーライオンアリーナ神戸」が4日、神戸市中心部に開業した。三方を海に囲まれた好立地に加え、大型ビジョンや音響など西日本屈指の設備を備える。こだわりの店舗で食も楽しめるとあって、神戸のまちの新たなランドマークにもなりそうだ。
三宮中心部から徒歩約20分のウォーターフロントに完成した。神戸港に突き出た、かつて「突堤(とってい)」と呼ばれていた場所だ。NTT都市開発が建設し、7階建て延べ床面積約3万2200平方メートル。V字形の屋根は「世界へ羽ばたく姿」を表現した。運営はスマートバリュー、NTTドコモなどが担う。輸入車販売などを手がけるGLIONグループ(神戸市)が命名権を得た。
プロバスケットボールBリーグの「神戸ストークス」が本拠地としてホーム試合を開くほか、アーティストのライブやコンサート、国際会議などの利用を見込む。5、6日にはさっそくBリーグの試合が行われた。
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壁一面に大型ビジョン、NBA水準のスピーカー
アリーナ内部は、コート部分…