能登空港=2025年1月2日午後、石川県輪島市三井町、小崎瑶太撮影

 国土交通省は14日、海上保安庁の航空機が能登空港(石川県輪島市)で訓練中、プロペラが地面に接触するトラブルがあったと発表した。同省は、事故につながりかねない「重大インシデント」として認定した。運輸安全委員会は15日から新潟空港と能登空港に調査官を派遣する。

 国交省や海保によると、13日午後2時ごろ、新潟航空基地所属の訓練機が能登空港の滑走路で離着陸訓練をしていたという。その後、同機は同3時50分ごろ新潟空港に到着した。その後の点検で左プロペラ4枚の先端が損傷しているのが見つかったという。6人が搭乗していたが、けがはなかったという。

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