食品の期限表示

 加工食品には、消費期限あるいは賞味期限という期限表示の日付がついています。今年度に消費者庁が行った調査では、二つの違いを理解していると答えた消費者が75%を占めますが、理解していないという人も25%います。

 消費期限は、弁当や総菜など、傷みやすい食品につけられる表示。安全を示す期限で、期限を過ぎたら食べない方がよいものです。

 一方、賞味期限は比較的劣化が遅く、日持ちする食品につけられます。例えば菓子や缶詰など。おいしく食べられる期限という意味で、過ぎてもまだ食べられる期間があります。消費者庁は「おいしいめやす」という愛称もつけています。

 牛乳の場合、種類によって、期限表示が異なります。最も多く販売されている超高温殺菌牛乳は賞味期限、低温殺菌牛乳だと消費期限というのが一般的です。

 全国飲用牛乳公正取引協議会…

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