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青い海と空をバックに写せるフォトスポット「幸せの階段」=兵庫県淡路市の「幸せのパンケーキ」、天野剛志撮影
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 兵庫県・淡路島の「西海岸」が、一大リゾート地に変貌(へんぼう)している。おしゃれな飲食施設が続々とオープンし、宿泊施設の開業も相次ぐ。瀬戸内の大海原や夕日を望め、京阪神など都市部から近いロケーションが魅力のようだ。

「客は今後も増える」

 海に突き出た桟橋の先に白い階段の付いたフォトスポットがある。淡路島西海岸のカフェ・レストラン「幸せのパンケーキ」(淡路市)にある「幸せの階段」だ。

 階段を上ると青い大海原をバックに空中に浮いたような写真を撮ることができ、カップルや家族連れが列を作る。

 店のオープンは2019年。海に接したテラス席が人気で、大阪や神戸など島外客が増加している。京都市から初めて訪れたという会社員の大久保隆幸さん(45)と足立瞳さん(44)は「オーシャンビューを楽しみながらパンケーキを食べられるなんて、テンションが上がります」と喜ぶ。

 店によると、開設時に約260だった座席は今では倍近い約500席に増加。系列のパンケーキ店などは国内外に24店あるが、淡路島の店がトップの売り上げという。

 今夏にはジェラート工場も新設し、秋には愛犬を同伴できるカフェも新設する。担当者は「淡路島は関西の観光地として注目されている。海外からの観光客も増え、今後も来店者は増える見通しです」。

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