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東京・将棋会館

 日本将棋連盟の新しい理事を決める予備選挙の届け出が4日午後に締め切られた。

 現会長の羽生善治九段(54)が1日に任期満了(6月)での退任を表明したばかり。新会長は当選した新理事による互選で選出される。

 立候補したのは棋士6人と女流棋士1人。東京(定数5)は千葉幸生七段(46)、森下卓九段(58)、瀬川晶司六段(55)、片上大輔七段(43)、清水市代女流七段(56)の5人、関西(定数2)は糸谷哲郎八段(36)、脇謙二九段(64)の2人だった=いずれも届け出順。

 森下九段、片上七段、清水女流七段、脇九段は現職。立候補した7人のうち最年少の糸谷八段は、竜王の獲得歴があり、上位10人で構成される順位戦A級に所属するトップ棋士。

 予備選は28日に行われるが、届け出数が定数と重なったため信任投票となる。6月の総会で正式に理事として選出される。

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