優勝を決め、喜びをはじけさせる済美の選手たち=2025年7月29日午後0時59分、坊っちゃん、中川壮撮影

(29日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会決勝 済美4―3松山商=延長十回タイブレーク)

 第107回全国高校野球選手権愛媛大会は29日、松山市の坊っちゃんスタジアムで決勝があり、済美が延長十回タイブレークの末に松山商を破って優勝し、7年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた。松山商は24年ぶり27回目の出場をめざしたが、届かなかった。

 済美は二回に1点を先制。六回に追いつかれ、延長戦に突入した。

 十回表の相手の攻撃で2点を奪われたが、十回裏に3点を入れ、サヨナラ勝ちした。

 済美は全国準優勝1回の経験があるが、2018年以来、夏の甲子園から遠ざかっていた。今大会では、準々決勝で帝京五を12―5、準決勝で宇和島東を2―0で破った。

 全国選手権は8月5日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される。

共有
Exit mobile version