来年1月9日告示の岐阜県知事選に立候補を表明した自民党の渡辺猛之参院議員(56)=岐阜選挙区=は5日夜、「自民党にとって一刻も早い信頼回復が最優先の中で、なすべきことを考えている。参院議員を続けていくべきかどうか、党の置かれている状況を考えて、関係者と検討している」とのコメントを発表し、出馬の辞退も含めて検討していることを明らかにした。
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知事選には渡辺氏のほか、前回の知事選で現職の古田肇知事に敗れた元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英(よしひで)氏(59)が出馬を表明している。両氏とも自民党岐阜県連に推薦を申請しており、県連がどちらを担ぐかが焦点となっている。
一方、衆院選では渡辺氏の地…