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ブルーにライトアップされた鍾乳洞内の水風呂=2024年10月31日午前11時44分、大分県豊後大野市三重町中津留、徳山徹撮影
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 豊かな自然の中でサウナを楽しむスタイルの「アウトドアサウナ」を地域振興に生かそうと、2021年に「サウナのまち」宣言をした大分県豊後大野市が、サウナ客でにぎわっている。年間の利用者数を比べると、宣言前の約11倍になる人気ぶりで、サウナ施設を設けた事業者数も右肩上がりだ。

 アウトドアサウナとは、野外に小屋やテント型のサウナを設置し、ほてった体を近くの川で冷やすなどする楽しみ方。近年のサウナブームとコロナ禍のアウトドア人気で注目されている。

 「おんせん県おおいた」を掲げる県内で、温泉がない自治体は18市町村中わずか2市。そのひとつである豊後大野市が、資源不足を逆手にとって21年7月、「サウナのまち」を宣言した。

 川野文敏市長が地元の観光関…

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