（12日、第107回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 村上桜ケ丘13―5東京学館新潟）
村上桜ケ丘エースの渡辺勇陽が、一昨年の覇者・東京学館新潟を相手に満塁本塁打と三塁打の2安打4打点の活躍を見せた。一回に「甘く入ってきた変化球を逃さず打てた」と満塁本塁打。九回にも三塁打を打った。渡辺はこの日試合があった新発田市五十公野公園野球場で昨夏、ノーヒットノーランを達成しており「相性がいいと思う」と話す。一方、投球では9回5失点。「隙が生まれて打たれてしまった」と試合後は反省の言葉もあった。
順調に勝ち進めば4回戦でシード校の新潟明訓と対戦する。「この流れに乗って1試合ずつ勝っていきたい」。目標の甲子園出場に向けチームも自身も準備は万全だ。
