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愛媛大会 西条―聖カタリナ 四回裏聖カタリナ2死二、三塁、捕逸の間に二塁走者・有馬(右)も本塁に生還=坊っちゃん、室田賢撮影

 (30日、第106回全国高校野球選手権愛媛大会決勝 聖カタリナ7―6西条)

 聖カタリナは準決勝まで5試合を51安打40得点で勝ち上がってきた。決勝は適時打は1本にとどまったが、持ち味の多彩な攻めで7点を奪った。

 1点を追う四回2死二、三塁から、捕逸で二塁走者が迷わず三塁を回る。2人が生還して逆転。七回はバント安打やスクイズ、犠飛などで突き放した。2安打2犠打の三好は「足を含めて攻撃のバリエーションには自信がある」と胸を張った。

 2年前に部内で暴力問題が発覚し、当時の1年生は10人以上が退部した。松山商出身で野球解説者の浮田監督が昨年2月に就任し、選手と対話を重ねながら立て直した。49番目の代表校として、初めて臨む夏の甲子園。「全国のチームが待ち構えている。ミラクルを起こしたい」=坊っちゃん(室田賢)

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