開学30周年記念祭をPRする学生=2025年5月28日、滋賀県彦根市、小西良昭撮影

 滋賀県立大学(彦根市八坂町)が6月7日に開学30周年記念祭を開く。劇作家の平田オリザさんがコミュニケーションデザインについて講演するほか、京都府立大学との体育会交流戦「京滋戦」や卒業生の花火師による花火の打ち上げもある。

 県立大は環境科学、工学、人間文化学、人間看護学の4学部と大学院の総合大学。1950年開学の県立短大を前身に、95年にできた。今の学部生は約2600人、卒業生は約1万4千人。

 記念祭では卒業生が対象の学部別歓迎イベントや学園祭「湖風(うみかぜ)夏祭」もある。湖風夏祭の広報で工学部2年の増田晴矢(せいや)さん(19)は「学生主体だが、質の高さをめざしている。大学の歴史を守りながら、より良いものを運営したい」と話す。

 30周年ポスターは「支えてもらった全ての人に感謝」をテーマに、人間文化学部4年の町中七葉(かずは)さん(23)が担当した。

 記念祭は午前10時~午後8時。詳細は大学ホームページ(https://www.usp.ac.jp/)で。

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