第106回全国高校野球選手権福井大会(朝日新聞社、福井県高校野球連盟主催)が11日に開会する。28チーム(28校)の戦いが13日に始まるのを前に、福井工大など金井学園で野球部総監督を務める下野博樹さん、県高野連の中川秀樹理事長に見どころを語ってもらった。司会は福井放送(FBC)の中村謙太アナウンサー。(構成・鎌内勇樹、乗京真知)
春の県大会制した福井工大福井
中村 Aゾーンは春の県大会を制した福井工大福井、昨夏代表の北陸、力のある啓新が入った。
下野 本当の激戦区だ。右腕の篠原、左腕の酒井とも力のある福井工大福井が軸。北陸も竹田、井黒の両投手がおり、昨夏の甲子園経験者が多い。
中川 篠原は奪三振が多く、酒井も的を絞りにくい。北陸は竹田に加え井黒が急成長している。投手が2枚いるチームは心強い。啓新の伴場はプロも注目するが、初戦の美方はしぶとい野球をする。初戦から気が抜けず、連投になるか。
左腕3枚の福井商
中村 Bゾーンは福井商がや…