11月の大統領選に無所属での立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は23日、アリゾナ州で演説し、大統領選から撤退すると発表した。共和党のトランプ前大統領(78)を支持することも明らかにし、撤退の理由について、民主党を勝たせないためだと説明した。
ケネディ氏は23日の演説で、「私にはもはや選挙での勝利への現実的な道があるとは思えない」と述べ、さらに「私たちの調査では、(選挙戦に)残ることで、私が最も本質的な問題で意見の合わない民主党に当選を明け渡す可能性が高い」と説明し、撤退は民主党のハリス副大統領(59)の当選を防ぐためだとした。
ケネディ氏はその後、同州であったトランプ氏の集会でともに演壇に立ち、トランプ氏から「長い間無視されてきた重大な問題を提起した」と評価された。
ケネディ氏はトランプ氏支持…