楽問(がくもん)のススメ
学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は、AI英会話アプリを開発した一橋大大学院生の畑山ひなたさんです。
「一橋生が完全無料のAI英会話アプリを開発 AIアバターといつでもどこでも気軽に会話」
友人と一から開発した「Talk Chance(トーク・チャンス)」について、大学4年だった昨年9月に出したプレスリリースの見出しです。学内に掲示されていた地元の起業家支援組織のセミナーに参加し、作りました。
このアプリでは、カフェや入国審査など英語を使う場面を選び、話しかけてくる相手(AI)に英語で返します。やりとりが終わると、より自然な英会話にするための助言が示されます。電車内でも使えるように、文字だけでやりとりするモードもあります。
仮想空間で乗り越える「恥ずかしさ」
最大の特徴は、相手が仮想空間のキャラクターということです。
外国人とオンラインで会話す…